令和6年度 長崎県障害者ピアサポート研修 基礎・専門・フォローアップを開催しました。
令和6年度長崎県障害者ピアサポート研修(基礎研修・専門研修・フォローアップ研修)ミライon図書館にて開催しました。
この研修は、自ら障害や疾病の経験を持ち、その経験を活かしながら、他の障害や疾病のある障害者の支援を行うピアサポーター及びピアサポーターの活用方法等を理解した障害福祉サービス事業所等の管理者等の養成を図ることにより、障害福祉サービス等における質の高いピアサポート活動の取り組みを支援することを目的に長崎県より委託を受けて開催しています。基礎研修は令和6年11月19日・20日の2日間、専門研修は令和6年12月10日・11日の2日間、そしてフォローアップ研修を令和7年1月21日・22日の2日間で開催しました。
基礎研修では、当事者13名、支援者・関係者20名の合計33名の方が参加されました。ピアサポートの理解や実際・実例、コミュニケーションの基本、障害福祉サービス等の歴史について講義・演習が行われました。
専門研修では、当事者12名、支援者・関係者20名の合計32名の方が参加されました。ピアサポーターの基礎と専門性、ピアサポートの専門性の活用、セルフマネジメントとバウンダリー、チームアプローチ等について講義・演習が行われました。
フォローアップ研修は、基礎研修と専門研修を終了された方々を対象とするもので、当事者9名、支援者・関係者8名の合計17名が受講されました。障害特性、働くことの意義、障害者雇用について、ピアサポーターとしての継続的な就労、効果的なコミュニケーション技法、現場で効果的に力を発揮するための準備について講義と演習を行いました。
今年度の研修も様々な障害のある方に参加していただき、個別に配慮が必要な点を参加者の皆さんに教わりながら開催させて頂きました。講師の皆さんにはアイスブレイクやユーモアを交え、ワールドカフェ方式等の様々な工夫をして頂きながら楽しく分かりやすく、参加者の皆さんが安心きる雰囲気の中で講義を行って頂きました。また、参加者の皆さんも研修全体を通して深め、グループワーク等でも活発で対等な意見交換をして下さりました。
今年度も新しく見えてきた課題がありました。しっかりと振り返りや検討を行い、よりよい研修にしていきたいと考えています