令和4年度 長崎県障害者ピアサポート基礎研修・専門研修開催報告
令和4年度長崎県障害者ピアサポート研修(基礎研修・専門研修)をながさき看護センターにて開催しました。この研修は、自ら障害や疾病の経験を持ち、その経験を活かしながら、他の障害や疾病のある障害者の支援を行うピアサポーター及びピアサポーターの活用方法等を理解した障害福祉サービス事業所等の管理者等の養成を図ることにより、障害福祉サービス等における質の高いピアサポート活動の取り組みを支援することを目的に長崎県より委託を受けて開催しています。基礎研修・専門研修・フォローアップ研修のうち基礎研修は令和5年1月17日、18日の2日間、専門研修は令和5年2月2日、3日の2日間に開催しました。
基礎研修では、当事者28名、支援者・関係者33名の合計61名の方が参加されました。ピアサポートの理解や実際・実例、コミュニケーションの基本、障害福祉サービス等の歴史について講義・演習が行われました。
専門研修では、当事者27名、支援者・関係者31名の合計58名の方が参加されました。ピアサポーターの基礎と専門性、ピアサポートの専門性の活用、セルフマネジメントとバウンダリー、チームアプローチ等について講義・演習が行われました。
今回の研修には様々な障害のある方に参加していただき、個別に配慮が必要な点を参加者の皆さんに教わりながら開催させて頂きました。
相手を知ることの大切さ、信頼関係を築く大切さを改めて感じました。また講師の方々や参加者の皆さんのご協力もあり、安心して発言できたり、積極的に意見交換が行える環境の中で研修を実施できたと考えています。