長崎県相談支援専門員協会 長崎ブロック研修会報告
令和5年3月8日(水)オンラインにて、長崎県相談支援専門員協会長崎ブロック研修会を開催しました。内容は、「障害者就業・生活支援センターの業務について」として長崎圏域の会員22名の相談支援専門員の参加があり、就労意欲のあるご利用者に対して具体的な連携方法について障害者就業・生活支援センターながさきの原一郎所長よりご講義いただきました。平成20年4月開所してから年々登録者数は増加しているが、就職件数は新型コロナウィルスの影響から減少したこと、就労訓練や実習、フォローアップを実施していきながら年々就労定着率が安定してきたとのお話がありました。課題として就労可能でも生活課題からグループホームの入居が望ましいが、適したグループホームが見つからない、相談支援事業所が見つからないといった地域課題について考えることの多いご講話でした。後半では『多職種連携で困ったこと・大切だと思うこと』についてグループワークを行いました。その中で放課後等デイサービスから就労支援事業所への移行期や65歳の介護保険移行期には密な連絡調整が必要となること、複雑困難なケースは主治医とよく連携を図って対応していること、又ご利用者の笑顔が沢山見ることが出来るように楽しい相談支援をすること、抱え込まないためにも相談支援専門員の仲間を作ることが大切であるとのお話がありました。これまでオンラインの研修会でしたが、次年度は出来れば集合研修もしくはハイブリッド研修会を企画出来ればと思っています。次年度も多くのご参加をお待ちしています。